手根管症候群について

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手根管症候群について

手の関節の手のひら側には、多くの屈筋腱(スジ)と正中神経が通っているトンネル(手根管)があります。手の使い過ぎ、腱鞘炎、妊娠後の全身浮腫などにより、手根管の中の圧が高くなり正中神経が圧迫されて起こります。

症状として、親指、人差し指、中指のシビレや痛み、手の感覚がにぶくなったり親指を十分に開くことができなくなります。親指と小指の腹をくっつけたり開いたりが困難になります。親指の付け根の筋肉(母指球筋)が委縮したりします。

手の関節の手のひら側を軽く叩くと親指や人差し指にシビレや痛みを強く感じます。

手の関節を手のひら側に1~2分位曲げておくとシビレが増してきます。(ファーレンテスト)

中年以降の女性が多いです。透析をされる方にもみられます。

両側に発症する場合もあります。

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