肩腱板損傷について
肩の外側表面には三角筋という大きな筋肉で肩を包んでいます。その下に棘上筋という筋肉があります。棘上筋が肩の骨の大結節(肩の外端で丸くなっているところ)に付着しており、腕を垂らした状態から、外側に腕を持ち上げる際に一番初めに働きその後三角筋が働いて腕が外側に開いて上がります。棘上筋は肩腱板の一部でこれが損傷してしまうと、肩の外側に持ち上げることが困難になります。損傷具合によっては持ち上げる事ができなくなります。
症状
・自力で肩を上げられない。他人に持ち上げてもらうと上がるが、手を離されると保持できず落ちてしまいます。
・夜間痛
・腱板損傷と五十肩は似ています。腱板損傷は他人に手伝ってもらえば上がりますが、五十肩は上がらず固まっている感じがあります。