股関節のリウマチについて

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股関節のリウマチについて

初期は骨軟骨の病変はみられませんが、滑膜の炎症による股関節周辺の軟部組織の腫れが、レントゲン撮影で認められることがあります。

中期には関節裂隙(関節の間)が狭くなり、骨委縮や骨周りのびらん像がみられます。

進行期は骨の破壊像がみられ関節裂隙が消失していきます。

末期になると骨破壊が進み、骨頭や寛骨臼の一部が消失していきます。

股関節にリウマチが現れる頻度は高いですが、膝関節や足関節の障害や症状があるために、あまり歩かなくなっており、股関節の障害や症状に気付くのが遅れる傾向にあります。

リウマチを長く患っているのであれば、股関節も調べて、定期的にレントゲン撮影も必要になります。

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